広島旅行記2日目(広島市→呉市)

エッセイ

こんにちは。土木公務員ブロガーのカミノです。

先日ですね、広島旅行に行ってきたんですよ~!相方と二人旅(*’ω’*)

てことで、今日はその旅行記の2日目を書いてみようと思います。

1日目はこちらから↓

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広島旅行2日目

2日目は天気が怪しかったので、宮島観光を変更して、広島市内観光から呉市のホテルに行くことにしました。

時間があれば呉でも資料館などを見て回ろうかなと。

原爆に耐えた橋「京橋」

広島駅から市内中心部に歩いていくと猿猴橋と京橋があります。

京橋は、京橋川に架かる橋。

広島から京都まで繋がる西国街道の広島の出発点だったことから京橋という名前がついたそうです。全国に同じ由来の「京橋」が存在してますね。広島城天守閣内の資料館にある昔の地図でも、たしかに京橋が存在してました( ゚Д゚)

もちろん昔は木製の橋だったんですが、今の橋も古くて趣深いですよね〜。

1927年(昭和2年)に竣工。現存するものでは広島市内最古の鋼橋とされています。

1945年(昭和20年)8月6日に広島市への原子爆弾投下により被爆しましたが、ここは爆心地より1km以上離れた所で、また、橋軸が爆風方向に架かっていたため落橋はせず、被害は両側に建つ親柱の上部がずれた程度だったそうです。そのため、広島市内からの避難経路、あるいは市内中心部へ向かう救援活動の通り道として使われました。縁の下の力持ちですね。

原爆に耐えたもう一つの橋「猿猴橋」

猿猴橋は、京橋と同じく旧西国街道上の橋で、広島市が管理する橋梁のなかでは最古のものらしいですよ。

1926年(大正15年)に竣工したRC桁橋です。京橋と同じように原爆で被災しましたが落橋まではしませんでした。その被爆時の姿(花崗岩とか)がモニュメントとして傍らに残されています。説明板の両隣ですね。

また、平成28年にカッチョイイ鷹の装飾も復元されていて、かなり豪華な橋梁です。

京橋と共に、土木学会の選奨土木遺産に選定されています。

移動は路面電車で

観光の移動手段は路面電車がオススメです。

次々に電車きますし広島駅から原爆ドームも繋がってるし便利です。

車両は写真のようにかなり綺麗な超低床車でバリアフリー機能満載です。乗り心地も最高です。路面電車って街に密着した乗り物なので、こういうシックな車両だと街の質を上げてくれますね。実際そんなコンセプトでデザインされているようです。

市内線は、大人190円、小児100円の均一運賃とのこと。

私も2日目は路面電車で移動してみました。

珍しいT字型の相生橋

1日目に見忘れてたので、原爆ドームの隣にある相生橋(あいおいばし)に行ってきました。

相生橋は旧太田川と元安川の分岐点にある橋で、珍しいT字の形をしてます。

そんな珍しい形をしていることから、原爆の投下目標にされたそうです。原爆はこの橋のほぼ直上550mくらいのところで爆発しました。

爆心地の模型

てか、広島市の観光地って歩道が広いんですよね。橋梁って色々制限があるので、こんな広々作れるのは凄いことですよ。羨ましいです。

相生橋から原爆ドームを眺めるとこんな感じ。

ジョイントがT字になってるところ。

桁の側面にも伸縮装置があるのはちょっと違和感。

昼ごはんは広島名物「汁なし担々麵」

汁なし担々麵って広島名物らしいですよ。これもフォロワーさん情報で、2人の方からお勧めされました。ありがとうございます、フォロワー様様ですm(__)m

昼ごはんは汁なし担々麵に決まり。

お店は「くにまつ」「武蔵坊」が有名らしいので、近いほうのくにまつに行ってみたら、日曜休みでした(;´・ω・)

他の観光客2組も門前払いを食らってました(笑)

てことで急遽調べて「キング軒」てところに行ってみました。ここも人気店で開店前に行列ができてましたが、回転が速いのですぐ入ることができましたよ。

これが汁なし担々麵じゃい!!

山椒が効いてます!!

辛いのが苦手な人は辛さ1を選んだほうがいいそうです。

私は普通の2を食べて、案の定、舌が痺れましたね。初体験でした。

でも、美味しくいただきました(*’ω’*)

広島城へ

広島城までは歩いて移動です。

広島城はそこまで大きくないです。

元々戦時中は軍隊の拠点として使われていたり、建物は原爆で吹き飛んでしまってるので、天守閣は復元されたものだそうです。

天守閣の中は資料館みたいになっていて、幅広く歴史を勉強できます。軽い気持ちで入ったらかなりのボリュームがあって大変疲れました(笑)ジャンルの幅が広いので興味があるところだけ見ていくのがいいと思います。例えば「広島の歴史」に絞るとかね。

京橋川の雁木群

広島城で予想通り時間が掛かってしまったので、急いで呉へ行かなくては。

と思いつつ、まだ広島市内で見ておきたいところがあったので寄り道。

京橋川には「雁木」といって川の斜面に造られた階段があります。船着き場ですね。広島市の場合は個人で使っていたような雁木が無数にあって、日本でも珍しい雁木群だということで土木学会の選奨土木遺産に選ばれています。

たまには雁木に座って川を眺めてみるのも乙かもしれませんね。

反対岸から見るとこんな感じ

ちなみに、土木遺産のプレートはGoogleマップのポイントではなくて、京橋の少し北の右岸にありますので注意してください。

私たちは現地に行っても無くて、探し歩くと大変だぞ(ものすごく疲れている)ということで、ネットの動画を探して動画の背景から名探偵コナンばりに推測するというのを何十分かやってました。

京橋川に限らないんですが、広島市はかなり川への親水に力を入れているようですね。

川辺に公園というかオープンスペースのようなものがあって、市民がゆったり利用できるようになってます。

こういうゆとりって大事ですね。

呉の「アレイからすこじま」へ

さて広島市を後にします。

長くなりすぎるので省略しますが、実はマツダスタジアムに行ったりアーケードを散策したりしてます。

次はホテルがある呉へ。着く時間は夕方になってしまったので有名な資料館には行かずに、「アレイからすこじま」へ向かいました。

アレイからすこじまとは、旧呉鎮守府の兵器部護岸です。今は海上自衛隊の拠点基地で使われています。護岸付近は公園のように整備されていてそこから護衛艦っていうんですかね?とか、潜水艦とかを眺めることができます。いつも停泊してるのかはわかりません。

初めて潜水艦を見ました!大和ミュージアムやてつのクジラ館に行くよりこっちの方が断然おすすめです!無料です!(笑)近くには寄れませんけどね。

小雨でしたが観光客が何組かいました。

この護岸が土木遺産です。古き良きオシャレな護岸ですね。

おーい!観光客!この護岸も見ろ!( ゚Д゚)

3日目へ・・・

ということで、2日目は終わりです。

歩き疲れましたね。ぜひ初日から路面電車をしっかり使ってください。

3日目は朝から宮島へ行きます。

またぬん(*’ω’*)ノシ

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