国勢調査指導員をやってみた4【すべて終わりましたよ!編】

国勢調査
カミノ
カミノ

こんにちは。今だけは国家公務員のカミノです。

私は国勢調査の指導員をしております。

指導員というのは、国勢調査員をフォローして最後に調査票をとりまとめる仕事です。

ついに、第4弾!最後の記事更新になります!

すべての業務が完了しましたので、その報告を書きたいと思います。

前回までの過去記事はこちらからどうぞ↓↓

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最後のとりまとめ作業

10月20日に国勢調査の回答期間は終了し、集計作業に移行します。その後の指導員の業務内容を解説したいと思います。

まず、調査員から調査作成資料と使用した道具などを全て回収します。

20日から各調査員と連絡を取り合って、仕事終わりや土日に回収に伺いました。連絡がつかない人や、今忙しいからまた連絡すると言って音沙汰がない人とかいて面倒くさかったです。

調査員が作成した世帯一覧表・調査区要図の照らし合わせ作業を行います。

次に、郵送分の調査票たちが仕分けられて、私の自宅に配送されてきますので、それとの照合作業ですね。調査票のマークシート等が間違っていないかもチェックします。

つまり、郵送分の調査票は全て中身を見ることができるということです。ていうか見なきゃいけません。調査員がマークする箇所もありますし。

これ、ご存知の通り、個人情報のかたまりでした(笑)家族構成、学歴、職業、どこに通勤してるか丸わかりです。もちろん回答は誰かがいずれ中身を見てシステム入出力や分析を行うから仕方ないのですが、同じ地域の人にバレるというのは、かなりプライバシー的にアウトですよね。指導員は市区町村の職員が担っていると思いますが、職員みんながまともな人か分かりませんので、ここは気を付けたいところです。ネット回答なら国にしか回答内容は行きませんので、なるべくネット回答が良いと思います。特に電話番号は書かない方がいいと思います。指導員がこんなこと言っちゃダメでしょうけど(;´・ω・)

ちなみに、クソみたいな一覧と区要図を書いてきた調査員もいて、全て修正をおこなったりしました。なぜ「鉛筆で」と何度も書いてあるのに赤ペン青ペンで書くのかな?事前に説明もしてたのに。

このせいで余計に1時間以上掛かりましたね。

未回答世帯の聞き取り調査票を全て作成します。

未回答世帯に対しては、聞き取り調査票という、名前・世帯員数くらいを書いた調査票を作成します。正直、居留守を使われて何も情報が得られてない世帯ばかりです。(本来は、マニュアル通りであれば調査員が作成するものですが、私の市では指導員が作成します(# ゚Д゚))

書き直しも含めて200枚近く書きました。

単位区仕切りシートを作成します。

これは難しくありません。調査票の枚数等を最終チェックしたあとに、仕切りシートという1枚を作成します。これも本来は調査員に一部記入してもらいますが、全て指導員が作成しました。

指定された日時に、本部へ提出します。

受取会場が用意されていて、決められた日時に行って、確認作業を受ける感じでした。作業を行うのは嘱託のかたでしょうか。オバサンとオッサンが待ち受けていて、流れ作業で1~2時間程度で1調査区をさばいていってました。彼らは最終の回答状況と郵送分の調査票を持っていて、それらを確認して差し替えていきます。

このあたりの対応は自治体の規模によって様々だと思います。

ひとつ私が不満だったのは、私の調査区では1つ誤配布があったのですが、それを伝えるとオバサンたちは中身を触っちゃダメということで、誤配布ゾーンにポイっと置いちゃいました。あとから統計班の人が処理するんでしょうね。

これの何がダメかというと、誤配布があったときは、郵送の返信封筒や調査員のメモ資料等を必ず確保しておくべきだと思います。私はそれを同封していたので良いのですが、それがなければ誤配布を修正するヒントが無くなってしまいます。必ずそれらがあるかは確認すべきです。そこで拾わなければ全てゴミ行きですから。

統計班はどうやって誤配布を処理するつもりなんでしょうか?

まともに調査員と指導員をやったことないんじゃないのか?と思ってしまいました(;^ω^)

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ここだけの話、調査票から分かること

そんなこんなで、全て提出してきましたので、私の精神的にも部屋的にもスッキリしたわけですが、せっかくなので調査票を見ていて感じたことを何点か書いてみようと思います。

私の元には、私が住んでいる地域の調査票が届けられました。

まず、高齢者が多いなってこと。そして、独身も多い。離別・死別を間違えて「未婚」としているのか分かりませんが、40歳とか超えてても未婚の方が多かったです。

あと、意外と無職も多い。20代で職探し中の人とか少なくはない印象でしたね。悪目立ちしてるだけでしょうか。

もうひとつ、若い女性はマンションの高層階に住みやすいということ。10階建ての立派なマンションとかだと1~3階は男だけ。逆に最上階は女だけでした。やはり防犯意識かな?どうでもいい情報ですけど。

みなさん色んな仕事をしてなんとか生活して家族を養ってるんだなーとしみじみ感じました。

こんな感じで国民の傾向を知ることができるのが、国勢調査ですね。

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気になる報酬は?

さて、過去記事でも書きましたが、報酬は受け持ち世帯数によっても変わるのですが、このくらいです。

調査員は1調査区あたり 35,000円程度
指導員は 50,000円程度

指導員は大きく変動しないと思われます。私はたぶん48,000円くらいかな。


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時給換算してみると・・・

さて、報酬について、禁断の時給換算してみます。

  • 荷物整理・調査学習 1時間
  • 資料受け渡し 4時間
  • 調査中電話対応 2時間
  • 調査中訪問対応 3時間
  • 資料受け渡し 3時間
  • 整理・集計 12時間
  • 提出 3時間

働いた時間はざっくり合計28時間となりました。移動時間等もあるので結構掛かりますね。

時給換算では48,000÷28=1,714円となりました。若手職員の時間外勤務の時給と同程度かな?

いや~割に合わない(笑)離れた地域の調査ならガチで赤字ですよ(何が?)

2か月以上、休みの日なんかにも無条件に電話掛かってきたりするし、忙しい時期に関係なく業務しなきゃいけないのは辛いです。精神的苦痛が大きすぎるぜぃ・・・。

特に今回はコロナ禍を理由になんでも指導員に負担させられましたので余計に理不尽だと感じました。

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さいごに

みなさん国勢調査にご協力ありがとうございました。

国勢調査は一部の地域では、引き続き回答可能です。詳しくは専用ページでご確認ください。統計班の方たちもこれから頑張ってくださいね~。

このように私たち指導員や調査員が陰ながら活動していることが分かってもらえたでしょうか?何かの参考になれば幸いです。

何事も1度はやってみる、の精神でいますので、今回もポジティブに始めた国勢調査事務でしたが、今後はなるべく断ろうと思います( ゚Д゚)いやーしんどいです。

カミノ
カミノ

一度やれば流れは分かりますし、閑職の部署の人は小遣い稼ぎにちょうどいいのかもしれませんね。

では、また(*’ω’*)ノシ

ありがとうございました。

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