こんにちは、土木公務員ブロガーのカミノです。
上司との関係性はとても大事ですよね。
ここでは、なぜ上司との関係性が大事なのかを解説し、私が意識している「上司に気に入られるテクニック」をご紹介します。
公務員は異動が多いので、毎年上司が変わることも珍しくありません。どんな上司にも使える一般的な「人に信頼される」テクニックをご紹介します。
上司に気に入られるメリット
ここで「気に入られる」とは、「信頼される」という意味です。
けっして異性として好かれるとか、プライベートで仲良くなる、という意味ではありませんので。
上司に気に入られるとどうなると思いますか?
まず、第一に決裁が通りやすくなります。小さい案件ならノールックで印鑑を押してもらえるようになりますし(それはそれで問題ですけど)、さらに上長相手に説明の補足をしてくれたり、よりスムーズに仕事が回るように調整してくれたりします。
そう、信頼されている人間は、周りが助けてくれるようになるのです。
逆に、上司から目をつけられてる人は、同じ起案だとしても、必ず一度引っかかり細かい指摘や注意を受けてしまいます。怒られるとさらに、仕事が進まず、また怒られるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
また、上司に気に入られていれば、自分の不得意なものや雑用を断りやすくなります。
仕事ができる人はどんどん仕事が振られちゃうのでは?と疑問に思う人もいるでしょう。確かにそのパターンもありますが、「仕事ができるっぽい人」にたいしては能力にふさわしい仕事や活躍できそうな案件がまわされるようになりますし、雑用を頼まれそうになっても断ることができます。断る勇気さえあれば。
上司に気に入られていれば、多少断っても評価が下がることはありません。
このように、上司に気に入られると労働環境が良くなりますね。
では、次にどうしたら上司に気に入られるのか?
そのテクニックを私なりにいくつか解説したいと思います。
上司に気に入られるテクニック
上司に信頼されるためには、上司の計画を乱さないこと、安心感を与えること、が必要です。
判断が早く優れている・専門的知識がある・成果物のクオリティが高いなど、能力を高めることも大事ですが、すぐに実践できるものではありません(;´・ω・)
ここでは意識を変えるだけでできることを紹介しようと思います。
具体的には次のようなことを意識すると良いと思います。
報告をこまめにする
結論を先に話す
基本的に無口。余計なことは話さない
業務の優先順位は、上司の依頼>他部署の依頼>同僚の依頼>自分の仕事
できることをやる
トラブルに動揺しない
機嫌をコントロールする
報告をこまめにする
新人研修ではホウ・レン・ソウを習うと思いますが、そのうちのひとつ「報告」ですね。
新人だけでなく、50歳の課長クラスになっても大事なことです。
「今お時間よろしいですか?〇〇の件の報告なんですけど、〜〜」というふうに業務の進捗をこまめに報告しましょう。上司は気にかけていても部下にアレコレ聞きづらいものです。報告会がなければ、少なくとも週1回とか、部下から報告してあげると上司は安心してくれます。
また、トラブルが起きたらすぐに報告して相談しましょう。
報告するときは、自分ならこういう質問をするだろう想定をして答えられるようにしておきます(上司を試す感じで)。自分のアイデアも持っておきます。
結論を先に話す
これは一番大事かもしれません。
例えば「~~したか?」と問われれば、「はい、しました。」か「してません、すみません。」で答えます。
言い訳や経過説明は、結論より前には必要ありません。
簡単なことなのに出来てない大人が多すぎます( ゚Д゚)コンパで盛り上がる話とかすべらない話を振られてるんじゃないんです。仕事はイエスorノーです。
報告する際も、「○○のせいで○○になりました。」とか、「今は○○という状況です。」など、結論を先に話して、上司の反応を見ます。
基本的に無口。余計なことは話さない
公務員で仕事が出来る人は、無口なタイプが多いなと感じます。
業務中は限られた時間内で仕事を捌かなきゃいけないので、まわりの余計な仕事の話に首を突っ込んだりしないですし、集中タイムには話しかけづらいオーラを醸し出しています。
もちろんリラックスタイムには、雑談したりしてもいいですけど。
業務の優先順位は、上司の依頼>他部署の依頼>同僚の依頼>自分の仕事
これは人それぞれやり方があると思いますが、基本的に上司の依頼が最優先です。
とくに、すぐに終わる案件や重要な案件は、振られた瞬間にとりかかるくらいのつもりでやりましょう。
しょーもない依頼なら放置してもいいですし、逆に「こんな無駄なことはやりませんよ」という意志表示をする手もあります。
私は、大至急の抱えてる仕事がなければ、上司の依頼を優先して片付けるようにしてます。終わったら「終わりました」の報告です。
できることをやる
当たり前ですが、「できること」を精一杯やりましょう。
公務員は異動が多い。標準3~4年、早ければ1年でまったく違う分野に異動して何もわからない状態から再スタートすることもあります。
といっても、庁内事務作業は同じようなものですし、「できること」があるはずです。電話応対もできるはず。
他で貢献できない分、あなたがその時点でできることを精一杯やる。その積み重ねで上司からは信頼されるようになります。
トラブルに動揺しない
上司・部下に関係なく、ひとりの人間として「トラブルに動揺しない」ことは周囲への強い安心感を与えてくれます。
例えば、テレビタレントで、動揺したり、焦ったときに顔が真っ赤になる人、落ち着きが無くなる人は芸能界で生き残れません。視聴者に不安感を与えてしまい、視聴率が落ちるからです。だから、所ジョージさんみたいに、たいして面白いことを言わなくてもスタジオでトラブルが起こったとき全く動じずに「笑ってツッコんで終わり」にしちゃう図太いタレントが重宝されるんです。
「トラブルに動揺しない」というよりも
「動揺が表情・言動にでない」ことが大事。
機嫌をコントロールする
これも、上司・部下に関係ない話ですね。
自己の機嫌をコントロールできることは大切です。
頻繫に不機嫌になってイライラしている人間に大きなプロジェクトを任せられるでしょうか?できないですよね。
よく「上司は自分の機嫌をコントロールできなきゃダメ」みたいな話を聞きますが、部下も同じです。イライラすることを見聞きしても、感情に直結しないように訓練します。段々とできるようになります。
これをやったとしても評価は落ちないですよ
世間ではNGと言われることでも、別にやってもいいと思うことを書いてみます。
失敗する
残業する
世間話をしない
プライベートの飲み会などを断る
本当に信頼されるためには、これらのことはしても問題ありません。
失敗してもすぐに報告してフォローすればいいし、残業も必要ならすればいいし、世間話やプライベートの付き合いは別に必要ありません。話を聞いてほしそうにしてたら聞いてあげますが、媚びへつらったりはしません。
プライベートの信頼関係なんて今後はどんどん必要なくなっていくでしょう。
おわりに
ということで、上司に気に入られるテクニックを解説しました。上司に信頼される=周りに信頼されるですから、労働環境は劇的に変わるはずです。
最近は、仕事辞めたい、環境が悪い!という嘆きをよく見かけますね。
理不尽な制度もたくさんありますが、制度化されていないものは一つずつ変えることもできます。
私は、環境は変えられると思っていて、そのためには自分の立ち振る舞いを見直すことも必要です。
環境を変えたとしても、信頼されない働き方をしているなら意味がありませんよ。
では今日はこのあたりで。
またぬん(*’ω’*)ノ
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