ポケドボとは、土木学会の若手パワーアップ小委員会が企画・製作した「防災カードゲーム」です。
こんにちは。土木公務員ブロガーのカミノです。
先日、土木記事を読んでたら『ポケドボ』で遊んでいる(?)記事を見つけました。
なんだこれは?ポケモンみたいなもの?
よく分からなかったので調べてみました!
今日は『ポケドボ』というカードゲームについて解説します。
ポケドボとは?
ポケドボとは、土木学会の若手パワーアップ小委員会が企画・製作した「防災カードゲーム」です。
子どもには正しい防災知識を身につけてほしいけれど、親としてどんなことをしてあげたらいいのかな…そんな声にお応えして、土木学会の若手パワーアップ小委員会が、楽しみながら防災を学ぶ「ポケドボ」カードゲームを提案しています。小学生に上がる前のお子さまでも楽しめる内容で、自然と防災の考え方が身に付きます。
土木学会の若手パワーアップ小委員会ウェブサイト
とのこと。
子供と一緒に防災のことを学べるだって。素晴らしい取り組みですね(*^▽^*)
どこで売ってるの?
土木学会のページで購入することができます。送料込みで約2,000円のようです。
他に、アプリ版もリリースされています!ありがたいですね!
対応OSはiOS(vre9.0以降)のみなんですが、iPhoneからダウンロードして遊ぶことができますよ!
コンピューター対戦のみです。
ダウンロードはこちらからどうぞ(iPhoneのApp Store)
遊び方
遊び方については、マニュアルもあるんですが、動画を見るのが早いと思います。
この音楽がたまんねぇぜ~(*’ω’*)ポヨポヨ〜ポヨポヨ〜タンタカタカ、タンタカ
動画を見て分かりましたか?
はい。これはかなりの運ゲーです。
・まず、「てつどう」「くうこう」などのインフラカード5種類を場に配置して、自分の「まち」を作ります。事前対策カードを1枚好きなインフラに置きます。
・次に、順番に山札からカードを引きます。山札には「じしん」「こうずい」などそれぞれのインフラに被害を与える災害のカードと「事前対策」「応急復旧」のインフラを守るカードがあります。
・インフラに対し、事前対策カードを配置していない場合、そのインフラは被害を受けてしまいます(引いた人だけ)。
・被害を受けたインフラは、応急復旧カードを引くことで復活させることができます。
・山札がなくなった時点で、より多くのインフラカードを健全なまま残したプレーヤーが勝者となります。
ルールがわかったら遊んでみましょ~。
ポケドボを攻略する!
子供たちとキャッキャッ遊ぶのも楽しいですが、ゲーマーの私としてはガチ攻略して、涼しい顔で子供たちをボコボコにしたい!
アプリ版の説明書画面も載せておきます。カードの枚数をこれで把握してください!(4人用?)
インフラカードは1枚ずつの5種類。
そして、イベント(災害)カードはそれぞれのインフラカードに対応したものが2種類あって、つまり、2×5=10枚あります。
- おおゆき、たつまき➡空港
- たいふう、ていでん➡鉄道
- じしん、かさい➡高層ビル
- どしゃくずれ、じゅうたい➡高速道路
- つなみ、こうずい➡橋梁
残念ながら、イベント➡インフラの関係に偏りがないので、ここで戦略をもつことはできません。
このルールでは、手札もないし、引いたカードが相手に影響を与えることができないため、カードの枚数が把握できた時点で戦略性は判明してしまいます。
かなりの運ゲーです。
ひとつだけ攻略があるとするならば、トランプの大富豪などのように場に出たカードの種類と枚数を覚えておくことですね。例えば、「おおゆき」が既に出ていたら、もう自分の「空港」が機能不全になる可能性は「たつまき」だけなので、事前対策カードで守る優先度が低くなります。
逆に言うとこれが全てです(笑)
もしルールを改良するなら
もちろん子供向けのお手軽ゲームなので、ルールは非常にシンプルにしてあるし、わざと戦略性は取っ払っていると思います。
しかし、カードゲームというからにはやはり戦略性は少し欲しいですね。
例えば、手札制にしてしまう。自分の手番になると手札のイベントカードや事前対策カードを使える、という風にすると、相手のインフラに影響を与えられるので少し戦略性が出ますね。
自分で災害起こしてどうすんの!?とも思いますが…( ˊᵕˋ ;)💦
さらに、駆け引きという名の『心の読みあい』を取り入れると面白くなります。
インフラカードを裏返しに伏せる、というのはどうでしょうか。相手には事前対策をどのインフラにしたかわかりません!駆け引きが発生します!
もはや防災カードゲームではないですね( ˊᵕˋ ;)💦
というわけで、せっかくなので、シンプルなルールを少しだけ変えてより一層面白くなるアイデアを考えてみました。
実際にカードを買った人は新ルール考えてみると楽しいかも。
他にもある防災カードゲーム
調べてみたところ、ポケドボ以外にも似たような防災を学ぶカードゲームがあるみたいです!
ご紹介します。
1つ目はこちら、防災カードゲーム シャッフル
NPO法人が制作したものみたいです。手順を覚えるゲームですね。絵柄が可愛いです(*’ω’*)
2つ目はこちら、災害そなえトランプ
普通にトランプとして遊べるものです。絵柄の代わりに、災害についての豆知識や役立ち情報が載っています。いざという時に備えてこれで勉強しておきましょー。
ちなみに災害時に暇つぶしに遊べるトランプを災害バッグに入れたりするんですが、これを入れてみてもいいかもしれませんね。
おわりに
今日はポケドボという防災カードゲームについて解説してみました。
小さい子でも“防災”という言葉の意味を学べる素晴らしいツールだと思います。
皆様もアプリ版をダウンロードして遊んでみてくださいね〜。
ポケドボで子供への英才教育ヨシ!
では、今日はこの辺りで失礼します。
ありがとうございました〜。
コメント
カミノ様
突然のコメント失礼いたします。
土木学会若手パワーアップ小委員会でポケドボ関連の活動を実施している者です。
ポケドボについて記事を書いてくださり、ありがとうございました。
貴重なご意見、参考にさせていただきます!
堀口様。こちらこそ、ブログにお越しいただき、コメントまでありがとうございます。
土木学会の方からコメントいただけるとは思っていませんでした( ゚Д゚)恐縮です。
普及活動に雀の涙ほど加担できていれば幸いです。
ちなみに、現在大人ルールなるものを委員会内で検討しているところなのですが、
アドバイスいただけたりできませんでしょうか?
ちょうど、少し戦略性を持たせるルール改良を行っているところなのです・・・。
不躾なお願いですみませんm(__)m
ご検討いただければ幸いです。
堀口様。返信遅くなりすみません(m´・ω・`)m
ルール改良中なんですね。
わたしが言えるとしたら、ブログに書いてある内容とかですかね。
TwitterのDMしかやり取りの手段ありませんが、
その対応でよければお手伝いすることあればよろしくお願いします。
ご返信いただき、ありがとうございます。
いまこちらで考えている大人ルールを見ていただいて、
ブログの内容+αで思ったことをコメントいただければと思います!
詳細、TwitterのDMでお送りいたしますね。
(フォローありがとうございます)