こんにちは。PCスキル普及委員のカミノです。
毎日デスクワークお疲れさまです。
突然ですが、皆さんは[Shift]キーの役割ってなんだと思いますか?
キーボードでアルファベットを大文字で打つとか、[?、!、()、&]等の記号を打つときくらいしか使っていない人も多いのではないでしょうか?(それが本来の使い方ではあるんですが…)
それはもったいないですよ!
実は[Shift]キーには色々な使い方があるんです。
今日はその便利な機能を解説してみたいと思います。
[Shift]+[スペース]キーで半角のスペースを入力できる
まずは文字入力補助の機能です。
スペースキーと同時に押すことによって、半角のスペースを入力できます。
試してみてください。
あ あ あ あ あ あ。全角入力中でも半角でスペースが入力できました。地味に役立つ機能ですよね( ゚Д゚)
覚えておくと便利です!
[Shift]+[Enter]キーで改行できる
Enterキーと同時押しで改行できます。
「何言ってんだ。Enterだけで改行でしょ」と思った方いますよね。
違います。例えば、Wordなら、普通の[Enter]だけなら「改段落」なのですよ。段落を区切ってしまうので、そのまま箇条書きの1文を続けたいとき等は[Shift]+[Enter]が重宝するのです。この機能を知っている人は、無意識に小指が押していると思います。
私が今執筆しているこのブログはワードプレスというソフトウェアで書いていますが、[Enter]だけだとブロックを移動してしまうのに対し、[Shift]+[Enter]ならば改行して同ブロック内で書くことができます。
HTML言語でいうと、こういうことになります。
[Enter]キーは改段落 <p>タグと同じ
[Shift]+[Enter]キーは改行 <br>タグと同じ
ちなみにExcelだと、[Shift]+[Enter]は「上のセルに移動」します。
[Shift]を押しながらクリックして範囲を選択できる
選択範囲を指定できる機能もあります。
選択したい最初をクリックして、選択の最後を[shift]を押しながらクリックするとクリック&ドラッグせずに選択ができます。
また、[Shift]を押しながら矢印キー を操作すると、1文字ずつ選択もしくは1行ずつ選択することができます。
文字入力以外の場面でも使えます。ファイル選択とか。
全然使ってないかもしれませんが、Excelなどでも慣れると少し使いますよ。
図形を規則正しく編集できる
[Shift]シフトキーにはこんな使い方もあります。
Excelやパワポ等で「写真や図形を規則正しく編集できる」という機能です。
規則正しく編集…?どういうこと?と思いますよね。
ちょっと説明しづらいのですが、何パターンか具体例で示してみます。
線をまっすぐ延伸・縮小できる
線を伸ばすときに、[shift]を押しながら線を伸ばすと、
角度を変えずにまっすく伸ばすことができます。
微妙に水平が崩れてしまってモヤモヤしていた人いませんか?シフトキーを使いましょう。
図形の縦横比を変えずに拡大縮小できる
四角形等の図形の場合は、[shift]を押しながら拡大すると、
縦横比を変えずに拡大することができます。
写真はシフトキー使わずとも自動で縦横比固定になると思います。図形を拡大したいときに便利ですね。縦横比が変わるときがあるかもなので注意です。
スライド移動ができる
[shift]を押しながら移動させると、
水平か垂直のスライド移動になります。
高さを変えずに横だけに移動したい場合など重宝しますよ。
角度を一定に回転できる
図形を回転させるときはどうでしょう。
[shift]を押しながらだと、角度を一定ずつ回転することができます。
Excelで試してみたところ15度ずつの回転でした。
こんな感じで写真・図形を規則正しく編集することができます。
全部知ってる人は意外に少ないんじゃないかな。
Excelに限った話ではありませんし、テキストボックスにも使えるので、とりあえず触って機能を確認してみてください。
「お、けっこう使えるじゃん」となってくれると思います。
おわりに
私が知ってる機能だけでもこんなにあります。
文章入力とかの小技は事務系の人には当たり前のことかもしれません。さらに文字変換の機能もありますが、私は全く使っていないので割愛してます。
シフトキーで軽くググってみましたが、図形の編集について書かれてる記事はありませんでした。意外に知られていないのか、当たり前のことなのか。
もし知らない人は明日からでも試してみてください。
小指を酷使しましょう!
では、今日はこのあたりで失礼します。
ありがとうございました。
コメント