こんにちは、土木公務員ブロガーのカミノです。
皆さん、業務中にGoogleマップを使うことありますか?
私はストリートビューをよく使います!とっても便利なGoogleマップですが、役所のパソコンって重くて使えないんですよね。ここではそんなGoogleマップを軽くする「とっておきの裏ワザ」をご紹介します( ゚Д゚)
2Dモード(ライト版)を使う
Googleマップには2種類あり、普段私たちが使っているのが「3Dモード」と呼ばれているフルスペックのモードです。
それとは別に、もうひとつ「2Dモード」というライト版が存在します。2Dモードは 3D 画像や WebGLを使用していないため、切り替えるだけでずいぶん動作が軽くなるんですよ。
切り替えの方法
切り替えの方法は簡単。GoogleマップのURLの末尾に?force=canvasを追加するだけです。
もしくは、こちらのURLからもGoogleマップ2Dモードにアクセスできます↓↓
どうですか?軽くなりましたか?
右下に稲妻マークが出てたら2Dモードになっているということ。3Dに戻したいときは稲妻マークをクリックしてくださいね。
私は?force=canvasをWin+Vのクリップボードにロックしてます。
2Dモードと3Dモードの違い
2Dと3Dで表示の違いはほとんどありません。
3Dモードでは滑らかなズームと移動が可能で、航空写真から建物の3D表示ができるらしい…(これ必要?)
このような機能が2Dモードでは使えなくなりますが、昔のライトモードほど機能は制限されているわけではなくて、2Dモードに一新されてからは機能が戻ってます。ストリートビューも使えるし、目的地検索もルート検索も可能、目的地の詳細やクチコミも見れるので十分ですよね。
ということで、2Dモードが断然オススメです!
重くて仕事できないよ~(´;ω;`)って人は使ってみてくださいね。
自治体の地図情報サービスを使う
2Dモードでもまだ表示が遅いよ~(´;ω;`)っていう残念な職場にお勤めの方へ。
実はもっと機能をそぎ落とした(というかストビュー専用の)モードがあるんです。
これは、ホントに裏ワザ的な方法なのですが、「自治体が提供している地図情報サービスを使う」というものです。
自治体の地図情報サービスって?
今やICTを活用して市民に情報を届ける時代です。それぞれの自治体が、防災情報や都市計画、公共施設などの様々な情報をGISとして公開しています。
公開しているGISのことを、「地図情報サービス」といいます。
で、重要なのは、なんと一部の自治体ではベース地図にGoogleマップを採用しているんです。
どうやら、このGoogleマップが見れるのは、国際航業株式会社のsonicwebというアプリケーションを採用している自治体だけみたいです。国際航業がGoogleマップと提携してるのかな。他の会社、例えば株式会社パスコのサービスを採用している自治体が多いんですが、そちらでは別の民間地図がベースになっているようです。
政令市でGoogleマップを見れるのは
全政令市を調べてみましたが、地図サービスでGoogleマップを見れるのは3市だけでした。でも新潟市はストリートビューは見れません。
新潟市(ストリートビューは見れない)
ちなみに、足立区、新宿区、品川区、世田谷区などの23区でもsonicwebを採用していますが、新潟市と同じストリートビューは見れないタイプのようです。
その他の自治体
そのほかにも沢山の自治体の地図サービスでGoogleマップを見ることができます。
例えば・・・
これらは全部sonicweb-ASPですから、ストリートビューまで見ることができます٩(ˊᗜˋ*)و
どこの自治体の地図がオススメ?
で、どの自治体の地図がオススメかというと、どれでも一緒です(笑)
それぞれ少しだけ差異はありますが、どれを使っても同じGoogleマップですから、日本全国を閲覧できますよ。動作が軽くてストリートビューもサクサク見れますよね♪
しいて言うなら、一宮市の地図情報サイト「138マップ」がオススメです。別の民間地図やGEOSPACE地図にも切り替えられますし、縮尺を1/470まで拡大できるので他の自治体より使い勝手がいいと思います。
他の自治体は縮尺1/1875までなんですよね。一宮市すごすぎます!(謎です。)
地図情報サービスを使うときのポイント
Googleマップの機能を極限まで削ってますから、ほとんどの機能を使えません。施設やお店の詳細を見れないし、もちろんお気に入り登録もできません…。正直、ストリートビューを最速で見たい私のようなストビュー廃人向けの地図ですね。(他の自治体情報は豊富に載ってますが。)
でも、ストリートビューも最新の写真しか載ってませんから、過去に遡りたいとかいう場合は、左下のGoogleロゴをクリックして通常のGoogleマップを起動してください。2Dモードにしてればそれなりに効率よく閲覧したい場所を開くことができるはずです。
地図情報サービスの使い方はそれぞれのヘルプに書いてあります。
一応「検索」機能はついてますので、左側の検索欄を「Google検索」モードにして住所や施設名を入力すれば表示することができますよ。
また、右上のツールもしくは、地図上を右クリックしてからルート検索をすることが可能です。
使い慣れれば普通のGoogleマップよりサクサク調べられるかもしれませんね。
おわりに
ということで、Googleマップを軽くする裏ワザの紹介でした。
地図情報サービスをGoogleマップ目的で使ってる人はあまり居ないんじゃないかと思います( ゚Д゚)
仕事中に試してみてくださいね。
ちなみに、航空写真や白地図を見るのなら地理院地図もかなり早いですよ。
ストリートビューでバーチャル旅行しましょう。
では今日はこのあたりで。
またぬん(*’ω’*)ノシ
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