エッセイを書きたい

エッセイ

読書嫌いの私が、ここ1年ほどはエッセイを読むことにしている。

なぜエッセイを読むのか、理由はシンプルで、読書嫌いを克服するため。

とりあえず読書に慣れるという目的で、読みやすいエッセイから読んでみようとがんばって始めた習慣だけれど、これがなかなか進まない。そりゃそうだ、読書嫌いだから。おそらく1か月で1冊くらいしか読めていない。

何冊か読んだなかで、思った事は、「私もエッセイを書きたい」ということ。

このブログでも「エッセイ」というカテゴリーを設けていくつか書いたりしてるけれど、もっと本格的に連載とかしてみたいな。

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文章のセンスってなんだ?

エッセイを読むときの私の着目点は、「文章力」だ。

大きな目標は自己研鑽と、私のブログのための「ライティング技術向上」にあるので、エッセイを読んでいても、自然と、語彙の難易度やひらがなの使い方、表現の奇抜さ、リズム感や読みやすさなどに着目することになる。

当たり前だけれど、作家さんの文章はうまい。「こういう文のつなぎ方をするのか」「そんな表現もありなのか」とまったく物書き素人の私には勉強になることばかり。1文のリズムが良く、話のテンポが軽快で読むことにストレスを感じないし、1話をサクっと読めてしまう(連載系のエッセイは短いからでもあるが)。

対照的に、職業作家さんじゃない、例えば、芸人さんのエッセイは内容は面白いことを書かれていても文章技術は特別高くないなと感じる。表現力だけに言及するならだれでも書けるような文章だと思う。それでも内容が濃いので、ふつうに楽しめるし、共感するファンが多いこともうなずける。

私のようにエッセイを読む目的が文章技術を学ぶためなことは稀で、ふつうはその人の体験や考えを楽しく知りたいから、だと思う。だから、エッセイは基本的に楽しく愉快に書かれている。たまに真面目な政治のテーマやシリアスな体験談がつづられることもあるけれど、それも為になるなと思いながら読者は楽しむことだろう。だから、文章技術が高いか低いかはどうでもよくて内容を上手に伝えられるならエッセイとしては十分だといえる。

そうは言っても、やはり文章力が高いと変哲もない日常であっても面白く美しく描けるので、その能力には憧れずにはいられない。

文学賞を取るほどのプロは言わずもがな、クセの強弱はあるにせよ、エッセイにおいてもほんとに文章が上手だ。

何冊か読んだ中では、SEKAI NO OWARIのSaori(藤崎彩織)さんのエッセイには惹かれた。ねじねじ録(水鈴社、2021年)というエッセイ。

 
正直私は作家としての彼女を知らなかったけれど、彩織さんはミュージシャンとしてふだん歌詞を書いているうえに小説も出版してさらに直木賞候補になっているらしく、文章が上手なのは周知の事実なのかもしれない。

お庭にチューリップを植えた話がとくにお気に入り。育ちの良い文章で丁寧な暮らしを書き綴られて、彼女のピアノの美しい音色が響いてくるようなエッセイだった。こんな美しい表現ができるのかと感心した。

彼女の文章の特徴は、むずかしい言葉が少ないことで、ぶっちゃけ語彙力なら学生時代ハリーポッターくらいしか読んでなかった私でも張り合えると思う。易しい言葉しか使ってないにもかかわらず、なぜか惹かれる。

文章は誰でも書ける。語彙力も勉強すれば増やせる。でも、書くときに目の前に広がる無数の引き出しからより良いものを選ぶ力は、センス以外の何物でもないと思う。

センスというものが良く分かっていないけれど。

センスは磨けるもの?

ひとつのエッセイにどれくらい時間を掛けているのだろう。

もし、ひらめいた文章を迷わずパタパタ打ち込んでいるとしたら、もう凡人には追いつけない。私と同じくらい、何度も推敲して、文末を考えたり、形容詞を削ったり、丁寧になやましい時間を過ごしているのなら、私にも希望はありそうだ。

このブログでも見ることができるように、私の昔の文章は酷かったけれど、少しずつ上手になっていると思う。まだまだセンスある人たちの足元にも及ばないけれど、少しずつ磨いていけるものなのかもしれない。

世の中のエッセイはほとんどが「だ・である調」と呼ばれる常体で書かれている。

このブログは普段は敬語、丁寧語と呼ばれる「です・ます調」で書いているので、今回はエッセイを意識して語尾のパターンが多めな「だ・である調」で書いてみた。

勉強になるので、たまに今回のようなエッセイも書いていこうと思う。

ブログのテーマに合わない記事(駄記事)はブログの評価を下げるらしく、SEO的に良くないらしい。検索エンジンに評価されるためには専門記事に特化したほうがいいというわけ。

その理屈は分かるけれど、私は思った事を書きたいので、とくに気にせず書く。

テーマもさまざま。

好きな事を書けるのは素晴らしい。

書くことに意味がないことなど無いと思う。

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