事業系部署に配属されたとき確認すべき3つのこと

仕事全般

こんにちは、土木公務員ブロガーのカミノです。

ここでは、「土木技師が事業系部署に配属されたときスムーズに仕事に入るために行うべきこと」を3つご紹介します。

はじめての人事異動をされた方や新規採用職員の皆さんは参考にしてください。

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事業系部署とは

役所の部署を大きく分けると、事務系と事業系に分かれます。

ここでいう事業系部署とは、予算を執行していく部署のことですね。

土木分野で言うと、インフラ整備や維持管理のために工事・業務委託を発注する部署のことをいいます。

逆に事務系部署とは、予算を管理する官房系部署や問合せ対応・許認可などをおこなう窓口系部署があります。ただし、土木職の場合は官房系に行ってもコンサルに業務委託を発注したりしますので、半事業系と言えるのかなと思います。

行政事務職の全般については、私と同じ公務員ブロガーである納さんの記事がわかりやすいので、見てみてくださいね。

配属されたときにするべき3つのこと

事業系部署では工事をガツガツやっていくことがメインの仕事になりますが、別の分野から工事課に来た人にとっては、どのように仕事を進めて良いのか分からないと思います。なぜかというと、事業をおこなう理由、何をもとに工事を設計・発注し監理するのか分からないからです。

ということで、その根拠となるものを最初に抑えておくことが適切な業務遂行につながると思います。

ポイントを3つご紹介します。

予算書を見る

予算書を確認しましょう。

予算書を見ることで、自分の部署がおこなう仕事たちを予算ベースで把握することができます。また、予算というものは、市役所の全体計画に基づいて決められており、予算書をみることで全体のなかでの事業の位置付けを読み取ることができます。

例えば、仮にあなたが市役所の河川課工事班に異動になり、河川の護岸改修工事を担当することになったとします。はじめての河川工事ならば「何もわからないよ~」という状態になるでしょう。それでも仕事を進めていかなければなりません。

予算書を見てみると、「局地的な大雨等への対策の推進」のための「都市基盤河川改修事業」として護岸改修工事を実施することがわかります。その他の事業は「流域貯留浸透事業」や「水防事業」などもあり、総合的にハードとソフトを整備することで災害に対抗するというわけですね。

これはあくまで一例ですが、実際に予算書を見てみると自分の持つ業務がどの計画に属したものなのかが載っているはずです。

河川工事のように規模が大きければ、立派な「事業計画書」があると思いますが、小さい事業でも予算書を見ることで根拠となる計画を知ることができるのです。

係長に聞いてみると予算書の保管場所と概要を説明してくれると思いますよ。

カミノ
カミノ

さらに、共用フォルダを漁って、もし議会・委員会の「想定問答集」を見つけたら読んでおくといいですよ。素人にもわかるように部署の事業を説明してくれていますから(*’ω’*)

設計の業務計画書を見る

新しい分野の仕事をはじめるとき、法令や基準書、設計指針・施工指針が変わりますから、何をもとに仕事をすればいいのか分からないと思います。

そんなときは、過年度に行われた業務委託の業務計画書を見てみましょう。

「参考図書」の項目のところに各種法令や基準書、各指針が載っています。仕事に必要な法令に関する知識や技術的な知識を知りたければそれらの文献から読めばいいというわけです。

設計業務以外でも、例えば、「計画調査、地質調査、文化財、補償」などそれぞれの業務委託で、基準書や参考図書が違いますから、自分の新年度の業務に合った資料をさがして、参考図書を選びましょう。

積算の基準書について、職場の同僚から主に使っている積算基準書などは教えてもらえると思います。広く使われている土木工事積算基準書だけでなく各分野で専用のものが数種類あったりして、優先度が決まっている場合があるので確認しておきましょう。

カミノ
カミノ

レクチャーがない場合は、遠慮なく聞いてみましょう。

過年度の成果品を見る

さきほどの話ともかぶりますが、公務員の仕事は前例踏襲であることが多いですから、新しい課に配属になったときは、とりあえず、前任者たちの仕事っぷりを確認するために、過年度の成果品や資料を読み込みましょう。工事成果品を見ると、どのくらいのレベルの仕事をさせているのかも分かりますね。(品質管理をどこまで要求しているか、提出書類をどこまで厳格に提出させているか、など)

とくに工事を担当する場合は、その調査委託や測量設計の成果品をくわしく確認します。業務計画書や設計図はもちろんのこと、用地取得に関わるものや各機関との調整過程も確認しておくとトラブル防止になると思います。

また、私はとくに「打合せ記録簿(議事録)」には細かく目を通すようにしています。委託者と受託者の打合せ記録簿には、お互いの疑義事項が書かれています。前任者たちが確認したいことが話し合われているわけですから、自分が事業を進める上で疑問に思うことも書かれている可能性が高いんです。

疑義事項について、どのような結論になっているのかを見ておきましょう。

例えば、「○○○については工事発注前に△△△に確認をする。」となっていれば、自分が忘れずにやらなければなりません。

カミノ
カミノ

前任者の引継ぎ忘れもありますから、過去の打合せ記録は必ず確認しておきましょう。

おわりに

というわけで、「土木技師が事業系部署に配属されたときスムーズに仕事に入るために行うべきこと」を3つ紹介してみました。

あくまで私がチェックしているポイントですから、絶対やらなければいけないことではありません。
仕事の参考にしていただければ幸いです。

では今日はこのあたりで。

またぬん(‘ω’)ノ

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