地方公務員の労働組合に加入するメリット・デメリット

公務員の給料

こんにちは、土木公務員ブロガーのカミノです。

皆さん、労働組合に加入していますか?

加入しているけど、何をしている団体なのかよく知らない、お金だけとられて恩恵がない…と不満に感じている人もいるかもしれませんね。

ここでは労働組合に加入するメリット・デメリットを解説したいと思います。市役所バージョンで書きますね。

労働組合の活動内容についてはこちらの記事で解説しています。

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労働組合の意義

まず、個人が加入するメリットの前に、労働組合の意義について説明します。労働組合のメインの活動は、市役所に対して、賃金を上げだり職員数を増やすように要望をする「賃金や労働条件の交渉」です。

もし、このような団体交渉を行う労働組合がなければ、私たちは個人で市役所と交渉しなければなりません。私なんてどこの誰と交渉すればいいのかさえ分かっていませんよ(;´・ω・) もちろん私のような吹けば消し飛ぶような人間は相手にされませんから、そうなると市役所側の思うがままに給料が減らされてしまうし、変なルールを作られ人事課の顔色を窺いながら仕事をすることになるかもしれません。

労働基準法もあるんだし、そんなこと(ヾノ・∀・`)ナイナイと思う人は多いと思います。私もありえないと思います。でも、実は労働基準にある一定の線引きがなされているのは、日本全国に労働組合があり、団結した労働者の監視の目があるからなのです。

ということで、普段恩恵を感じることが少ないかもしれませんが、「労働者の団体があり、団体交渉などの活動が保証されていること」自体が労働組合の存在意義だと言えます。

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加入するメリット

さて、労働組合の意義についてはざっくりと説明しましたが、個人が享受するメリットはまた別物です。私が思う、労働組合加入のメリットは3つあります。

・職場の悩み事を相談できる

・青年部などのイベントで知り合いが増える

・労組の共済(医療保険など)に加入できる

私はしたことないのですが、組合事務所には常に誰かがいますので、いつでも相談していいそうです。市役所以外のコミュニティに職場のことで相談できるのはすごくありがたいことだと思います。鬱病や病気で体調を崩してしまう前に活用しましょう。

また、労組はイベントやレクレーション活動を企画してくれますので、興味があるイベントには参加してみましょう。とくに恋人がいない人は青年部の旅行企画などに参加してみるといい出会いがあるようです。実際楽しく遊ぶのが目的なので、青年部のイベントがきっかけで付き合い始めたカップルは何組もいますよ。

カミノ
カミノ

デモ活動とか研修(?)とかで旅行に行く機会があります。私の友達もよく行ってましたが組合活動の時間はそんなに長くないのでめちゃくちゃ観光を楽しめるそうです。

そして、すでに入られてる方は多いかもしれませんが、労組の保険関係の商品は割安なのでオススメです。マイカー共済などもお得です。

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加入するデメリット

逆に加入することで受けるデメリットも解説します。

・組合費が高い

・組合活動に参加させられる

・脱退しづらい

デメリットはなんといっても、組合費が高いこと。自治体にもよりますが、だいたい基本給の2%くらいで、月3,000~5,000円となっています。年配になると上限5000円くらいで止まりますが、若手職員は4,000円くらい掛かりますのでまったく安くはありませんよね。(私がケチなだけ?)

ちなみに、組合費が何に使われているかというと、先述した組合のイベント経費や旅費、そして専従職員たちの給料となります。専従とは、組合の活動だけをするために市役所は休職扱いになっている状態です。組合専従、在籍専従、休職専従など呼び方は色々あるようですが、市役所を辞めて組合職員になることもできます。皆さんの給料から天引きされている組合費はこの人たちの給料となっています。

カミノ
カミノ

市役所を休職せずに(給料をもらいながら)勤務時間中に組合の仕事を隠れてやることをヤミ専従といいます。違反行為ですので今は無いはずです。

また、地味にだるいのが多種多様な組合活動への参加ですね。例えば、若手職員が職場の組合担当になってしまうと、ビラ配り、アンケートの集計、諸々のとりまとめ、会議や総会への参加など、雑務全般を任されてしまいます。さらに、デモ活動みたいなことにも強制参加させられる労働組合もあると思います。

組合新聞の回覧とかでも、正直忙しい時にまわってくると地味にうざいなーと思ってしまいます(;´・ω・)スミマセン

そして、3つ目は、脱退しづらいこと。当然、組合費が無いと活動できませんし、加入率が低くなると労働組合の立場も弱くなってしまうので引き留めるのに必死です。ウワサでは恫喝されたり心にもないことを言われたりして、役所生活に大きく影響することもあるようです。

カミノ
カミノ

私の自治体は脱退するときはそんなに嫌な思いはしませんでした。よかったよかった。

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おわりに

労働組合のメリット・デメリットを解説してみました。

メリットを考える時にちょっと特殊なのが、非組合員であってもメリットがあることです。賃金や職員定数交渉の結果は全職員に享受されます。

労働組合自体はあった方がいい。そして、加入率が高いほうが組合員みんながハッピーになる。でも個人だけを見ると、加入して受けられるメリットは少ない。まさに、囚人のジレンマですね!

カミノ
カミノ

囚人のジレンマとは、「お互い協力する方が良い結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなるジレンマ」のことです。

在籍し続けた方が良いか、辞めた方が良いか、状況によりますので何とも言えないですね。加入するとデメリットが大きいというのも本末転倒な気がしますが…。

もし在籍し続けるならせっかくなのでメリットを最大限有効活用しましょう。一番メリットを受けれるのは専従職員になることです。

 
では今日はこのあたりで。

またぬん(*’ω’*)ノ

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