宅建試験🖋わたしの合格体験記

宅建士

こんにちは、土木公務員ブロガーのカミノです。

令和6年の宅建試験を受験し、無事に合格することができました🌸

Xにて応援していただいた皆様、本当にありがとうございました!また、沢山のお祝いのメッセージもありがとうございました!

ここでは、合格体験記を書きたいと思います。

公務員が受けるメリットや、受けた感想はこちら↓の記事に書きました。

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わたしの合格体験記

2024年2月頃に、令和6年の宅建を受験することを決めました。

受験を決めた理由は、民間の友達が取ってたこと。他にも「土木系の公務員にも役立つからぜひオススメ!」みたいな記事を読んだからです。

受験を決めてすぐ2月に『水野健の宅建士 神テキスト』を購入し(以下、テキストと呼びます)、テキストを先頭から少しずつ読み始めました。

7月に受験申込をしました。そのときはまだテキストを6分の1くらいしか読めてなかったようです。権利関係の半分くらい。民法を丁寧に読んでましたが、もっと駆け足で良かったかなと思います。

9月、ようやくテキストを読み終わりました。次は『水野健の宅建士 神問題集』を買ってきて最初からやり始めました。ノートは使わず、ひたすら読んで、解いて、覚えて、次のページへ、の繰り返しです。

9月半ば、神問題集の「権利関係」の途中くらいで、めっちゃ時間が掛かることに焦りが出てきて、というか勉強のモチベが上がらないことが深刻で、権利関係はとりあえず置いておいて宅建業法から先に解いていくことにしました。

10月頭、神問題集の「宅建業法」と「法令上の制限・各種税等・免除科目」を解き終わりました。3分冊のうち2つが終わったことになります。ここで「権利関係」には戻らず、年度別過去問をやることにしました。

ネットにたくさんの過去問解説サイトがありますが、一番使いやすそうなサイトを探したところ、宅建試験ドットコムが一番いい感じでした。15回分やろうと思って、古いほうのH23年度から順に始めました。

まず3年ぶんやってみたところ、問1~14の権利関係は教養力(?)と推理力(?)で7問、最低でも6問は取れそうな感触だったので、「もはや権利関係を解く時間さえ勿体ないのでは?」と気づき、思い切って権利関係を捨てることにしました

つまり、目標点数のイメージは↓のような感じ

権利 6/14
法令 7/8
税  2/3 
業法 18/20
免除 4/5
合計 38/50点

ご覧のとおり、権利を捨てるので、そのほかで9割近い点数を取らないといけません。。かなり大変になりますが、権利を捨てない場合でもこのくらいの得点を狙うつもりの勉強になるので、結局のところどちらでも同じですね。

10月に入って本番の2~3週間前、ここからは年度別の過去問しかしてません。もちろん解説を読みながら不明点はテキストに戻ってポイントを覚えるみたいな感じです。

過去問の点数

とうことで、各年度の得点を書いておきます。最初のほうだけ権利関係を解いて、そのあとは解いてないけど6問正解だったと想定して計算してます(←そんなザル計算でいいのか?)

H23年
権利 8/14
法令 4/8
税  2/3 
業法 18/20
免除 5/5
合計 37/50点(ボーダー36点)合格

H24年
権利 7/14
法令 6/8
税  3/3 
業法 16/20
免除 4/5
合計 36/50点(ボーダー33点)合格

H25年
権利 7/14
法令 7/8
税  1/3 
業法 16/20
免除 5/5
合計 36/50点(ボーダー33点)合格

H26年、27年
不明。時間短縮のために解説読みだけ。

H28年
権利 解かず※権利は6点計算
法令 6/8
税  2/3 
業法 15/20
免除 5/5
合計 34/50点(ボーダー35点)不合格

H29年
権利 解かず※権利は6点計算
法令 7/8
税  2/3 
業法 17/20
免除 3/5
合計 35/50点(ボーダー35点)合格

H30年
権利 解かず※権利は6点計算
法令 7/8
税  1/3 
業法 15/20
免除 5/5
合計 34/50点(ボーダー37点)不合格

R1年
権利 解かず※権利は6点計算
法令 5/8
税  2/3 
業法 19/20
免除 5/5
合計 37/50点(ボーダー35点)合格

R2年10月、12月
間に合わなかったので解いてません。

R3年10月
権利 解かず※権利は6点計算
法令 6/8
税  3/3 
業法 17/20
免除 3/5
合計 35/50点(ボーダー34点)合格

R3年12月
権利 解かず※権利は6点計算
法令 7/8
税  1/3 
業法 18/20
免除 3/5
合計 35/50点(ボーダー34点)合格

R4年
権利 9/14 ←試しに解いてみた
法令 5/8
税  3/3 
業法 15/20
免除 5/5
合計 37/50点(ボーダー36点)合格

R5年
権利 解かず※権利は6点計算
法令 5/8
税  2/3 
業法 17/20
免除 3/5
合計 33/50点(ボーダー36点)不合格

まさかの前年度は不合格という不安が残る結果でした。令和5年は電磁的方法とかの奇問が多かったんですよね。でもこの結果も「本番は変な問題が来るかも」という事前の心構えをする良いキッカケになったと思います。

本番の点数

R6年(本番)
権利 7/14 
法令 8/8(ベストスコア!)
税  2/3 
業法 18/20
免除 4/5
合計 39/50点(ベストスコア!)(ボーダー37点)合格

ということで、なんと本番は一番良い点数を取ることが出来ました。とくに法令上の制限は覚えてるところだけ出てくれたので満点とることができました。権利関係は正直「知らんがな」の連続で、過去問より難しく感じましたが、なんとか半分確保。。。業法は仕方ない2ミス。

余談ですが、免除科目の統計ですごく恥ずかしい間違い方をしてしまいました。宅建業者数が129,000業者いるのは覚えてたんですが、問題文読んだ後に記憶のなかの129,000を129万業者と思い違いして、それなら宅建士は各業者に2人以上いるし、なんならもっといるから200万人以上いるはずだ!と推理してしまいました。一応、別の推理もしてて毎年20万人ほどが受験して合格率15%なら合格者3万人いるわけで、そのうち2万人が宅建士に正式になるとしたら、200万人宅建士を生むには100年掛かる計算になって「あれ?」と思ったんです。。でも、最初に考えた「129万業者に対してなら200万人宅建士必要でしょ」っていう考え方が頭から離れませんでした(笑)やっぱり本番はちょっと変なことになっちゃいますね。

カミノ
カミノ

本番の解く順番は問15~から解いて、最後に問1~14に戻ってくる方法にしました。

わたしの勉強方法

説明したとおり勉強の流れは

テキストを一通り読む
 ↓
分野別過去問を解く(権利関係を除く)
 ↓
年度別過去問を解く(権利関係を除く)

って感じでした。

権利関係を捨てるという博打をしてしまったので再現性はないかもしれません。

もし、権利関係を10点とれるようにするなら、分野別過去問をやったうえで、さらにテキストをもう一度、過去問を1〜2週するくらいの勉強量は必要だと思われます。

過去問を解くときは、ノートの左側に解いて採点して、右側に間違ったところの解説や覚えることを書く、という方法をとりました。これは気象予報士のときも同じですが、あとからノートを見返すだけで自分が覚えてなかった事柄を見られるので一番いい方法だと思ってます。急いでるときは雑に書いたり、キーワードだけ書いちゃったりしますが、それではまったく意味が無くて、丁寧に覚えるべきことを書く。これが効率よく振り返るために重要です。

それ以外は、基本的に「書いて覚える」ということはしませんでした。逆に書かなくても、読むだけで合格できるのが宅建の良いところだと思います。5分くらいのスキマ時間にスマホ片手に読むだけでも、家やカフェなどの勉強環境を整えた場所と同じレベルの勉強ができるということです。その積み重ねです。

もちろん人によって合う合わないがありますので、参考までに。

カミノ
カミノ

youtubeは見てません。模試は受けてません。

勉強時間はどれくらい必要?

宅建に合格するためには一般的に300時間ほど必要と言われますが、「100時間でも合格できる」という声もあります。

正確な時間は測っていませんが…、ざっと見積もると私の勉強時間は100〜150時間くらいだと思います。

勉強時間の内訳

①テキストをひと通り読む…580ページ=40時間〜

②分野別過去問(神問題集)…分冊の2冊半=30時間〜

③年度別過去問(H23~R5)…2時間×13回=26時間〜

④その他、テキストを読むなど…4時間〜

トータル100〜150時間!←てきとーです。

ただし、権利関係の勉強をしない暴挙に出たので、再現性はありません。権利関係を10点とれるようにするなら、さらに100時間くらい必要かも。

また、私は短期集中的に詰め込みましたが、期間が長くなればなるほど“思い出す作業”にも時間が掛かるので、300時間以上必要になる可能性も。

では合格体験記+勉強方法などについては以上で終わります。

宅建に興味が出てきた人、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか。
法律の勉強すると人生で役に立ちますよ。

参考になりましたら幸いです。

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