溝掘り(みぞぼり)とは、溝を掘るように地山を垂直に掘り下げること。オープン掘削ではなく垂直に掘り下げると作業スペースが最小限で済むため、供用中の道路に埋設する上下水道管やガス管、通信線管路などで用いられている。溝掘削(みぞくっさく)や直掘り(ちょくぼり)とも呼ばれる。土木工事安全施工技術指針などで深さ1.5m未満まで支保工(土留め)なしが認められているが、1.5m未満であっても土質に応じて支保工による安全対策が必要となる。
溝掘りは、農地の溝や法面の溝を掘ってつくることも指す言葉である。この場合は溝切りとも呼ばれる。
関連ブログ記事:法面の標準勾配、床掘りの勾配、手掘りの勾配
関連ブログ記事:勾配・傾斜の表記方法
