契約図書(けいやくとしょ)とは、発注者と受注者間で取り交わされる契約内容を具体的に示す一連の書類群の総称である。工事の範囲、品質、数量、条件などを明確にし、法的効力を持つ重要な図書である。自治体によって定義が異なり、最もシンプルなものは契約書・約款に加えて、設計図面、仕様書のみで構成されるが、他には、数量総括表、現場説明書、質問回答書、設計書(本工事費内訳表)などが含まれることがある。
契約図書に記載のある数量は、契約数量となるため増減があれば変更の対象となる。
契約図書=契約書・約款+図面+仕様書
設計図書=図面+仕様書
参考図書=設計書(本工事費内訳表)、施工単価表、数量計算表など
※設計書や数量総括表などを「設計図書」に含める自治体もある。
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