任意(施工)

任意(にんい)とは、工事目的物を施工するにあたり、請負者の責任において自由に施工を行うことができるものを意味する。極端に言えば、「安全・品質・出来形を満足できるのであれば、どの方法で施工してもよい」という考え方である。公共土木工事は原則、任意施工であり、施工会社は自社の技術力や保有機械、コストなどを考慮して最適な施工方法を選択できる。

設計書(積算の内訳)のなかでバックホウの規格や、材料の細かい仕様、仮設工の方法が決められていても、その設計書が「設計図書」に定義されていなければ只の発注者の考え方を示しただけの参考図書扱いになるため、発注者は受注者に指導したり強制したりはできない。

任意という言葉から、「好き勝手に施工していい」と思われることがあるが、それは誤りである。任意施工であっても、
・契約図書(契約書・仕様書・図面・現場説明書)
・関係法令などの各種ルール
を守る必要がある。また、品質や出来形を満足しなければならないことは当然である。任意なのは施工方法の選択であって、工事品質まで自由という意味ではない。

項目指定任意
設計図書施工方法等について具体的に指定します。施工方法等について具体的に指定しません。参考図をつけることがあります。
施工方法等の変更発注者の指示または承諾が必要。受注者の任意。(施工計画書等の修正、提出は必要)
施工方法等の変更による設計変更行います。行いません。
当初明示された現場条件に変更があったことによる設計変更行います。行います。

   
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