こんにちは。今だけは国家公務員のカミノです。
今回は国勢調査の話をしたいと思います。
いよいよ配布期間が始まりましたので、その報告と感想を書いてみます。
前回の記事はコチラからどうぞ↓↓
9/14の配布前に「調査区要図」と「調査世帯一覧」をつくる
私は国勢調査の指導員をしており、指導員は国勢調査員のサポートをします。
配布までの期間は国勢調査員により調査区を歩いて建物を見て回り、「調査区要図」と「調査世帯一覧」の作成をおこなってもらいます。
調査区要図はこんなやつです↓↓
建物の実態調査も含まれていますので、建物の建ち方についても地図に描いて調査します。
同時に作成する調査世帯一覧はこんなやつです↓↓
事前に名前と人数まで確認することになっています。提出された調査票の間違いを見つけるためでしょうか。
これがこのご時世には難易度が高い。Twitterとか見てると名前聞かれたけど断ったとかいうツイートも見かけますね(;^ω^)
実際は、名前と世帯人数はできればでOKとなっています。
この段階で、調査員のおじいちゃんから3回くらい電話がありました。不安なことはわかるけど、週末説明に行くって言ってるのにまた電話があったりとか。ちょっとこのペースで電話くるのかと思うとしんどいなーという印象でした(笑)で、土曜日に行ったんですが、区要図はある程度作ってくれていました。じいちゃんやるやん!と思いました。世帯番号の振り方が分からないとかの相談でしたので、丁寧に全部確認して、修正箇所もあったので一緒に作りましたよ。そんで、おじいちゃんの「お金はあるから、こんな大変なら引き受けなきゃよかった。町内会長からは配るだけと聞いていたのに。」的な愚痴を聞いたりとか、あとはおじいちゃんはもう仕事していないので、何のお仕事されていたんですか~?とか世間話とかをしましたね。ケーキとお茶を出されて餌付けされました。
年金制度ってすごいですね。お金持ちではないのですが、退職金とかもあるだろうし、特に贅沢しないならずっと生きていけそうな感じ。とか思ったりしてました。
さて、次に配布書類(封筒とか)が国勢調査員の自宅に配達されてくるんですが、これがまた、面倒くさい。なぜかというと書類が足りないから。しかも、中身を確認するのは調査員のそれぞれのタイミングなわけで、9/14の直前に開けて、調査書類足りない!という人もいるわけです。そもそも、調査世帯一覧の紙が足りないと前日に言ってくる人もいました(笑)こちとら3週間前に配ってるんぞ~!
例のおじいちゃんからはまた連絡が来て、また相談を受けに行き、配布書類が全然足りないことを確認したりしました。
コロナの影響か分かりませんが、配布書類の不足分がまだ届いていません。ヤバいですね~。10/1に間に合えばいいんですが、さすがに死んでも間に合わせるでしょう。
9/14に配布開始しました
配布に関しては、調査員から何度か電話があった程度です。意外に少なかったです。
とにかく配布書類の不足分がまだ届いていませんから、それの電話ですね。
世帯への配布についてもトラブルが少しあったのですが、調査を拒否されたとかそういうものです。詳細は書きません。
国勢調査員・指導員として「調査で知り得た秘密を漏らすことや、調査の信頼を損ねるような情報発信は絶対にしないでください。」とされていますので、信頼を損ねる内容は書けません。
トラブルについてはご想像にお任せします(笑)
まあ田舎だし、変な建物がある調査区でもないので、それほど大問題は起きませんね。
もし拒否されてしまったら、仕方ないので代わりに「聞き取り調査票」という簡易版の調査票を作って終わりです。全国的に色々なところで拒否されているだろうし、それでいいと思います。
Twitterのフォロワーさんからの情報ですが、訪問をせずに郵便受けに封筒を入れて配布を済ませる自治体もあるそうです。調査世帯一覧は後から記入するということかな…?それでいいならうちもポスティングだけでいいのでは?と思ってしまいます( ゚Д゚)
インターネット回答のすすめ
インターネット回答をお願いします。
・24時間いつでもスマートフォン、タブレット、パソコンから回答できます。
・紙の調査票の提出は不要となり、国勢調査員が直接回収に伺うこともありません。
・国に直接回答が送信されるため、回答内容が国勢調査員に見られることはありません。
郵送しに行く必要もありませんし、是非インターネット回答でお願いします。
私の自宅にも調査票が届き、インターネットの回答を済ませました。所要時間は10分ちょうどでした。
今後の予定は?
あとは無事に配布が完了するのを待つのみ。
次は、10/1から「ちゃんと回答しましたか~?」という紙を配ります。
10/8頃から未提出世帯に再配布をする予定です。
回答お願いしますね~。
では、今日はこのあたりで失礼します。
ありがとうございました。
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