堀込構造

堀込(ほりこみ)構造は、河道を掘削するだけで洪水をおさめる堤防のこと。定義としては、堤内地の地盤高がHWLより高く、堤防高が60cm未満の河川の形状。または、ただ単に堤内地の地盤高が堤防天端より同じまたは高い構造のことを指すこともある。洪水による河岸浸食が起きても周辺への氾濫が起きにくく、中小河川ではなるべく堀込構造が優先される。

「堀込」は「掘込」と書かれることもあるし、「無提」と呼ばれることもある。また、その区間だけを指して、堀込区間、堀込河道、堀込部と呼ばれることもある。

 
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