内部摩擦角(ないぶまさつかく)は、土粒子のかみ合いの角度のこと。せん断抵抗角とも呼ばれる。単位は[°]。数式ではφ(ファイ)と表記され、土のせん断強さ τf=c+σ tanφ のうち、有効応力σに依存する項である。土の安定解析などに用いられる。
砂を落としていったときに山ができるが、その角度のことを安息角と呼び、内部摩擦角と概ね一致する。砂粒子がすべり落ちようとする力に摩擦で抵抗できてるからその角度で積みあがっているわけ。
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